野菜・果実情報
なす − 煮て、焼いて、揚げて、蒸して、どんな料理にも相性がいい
なすはインドが原産といわれ、もともと熱帯性の植物なので高温を好みます。
日本ヘは、中国から渡来し、8世紀の奈良時代には栽培されていました。
江戸時代にはすでに徳川幕府が駿府になすの菜園をつくり、初夏になると早飛脚で江戸に送らせたという話もあり、今の促成栽培の前身を思わせます。
1980年に農林水産省野菜試験場育種部がまとめた「野菜の地方品種」には在来品種が67種記載されており、この品種の多さがなすの魅力でもあります。
詳細情報
松山市中央卸売市場 へ入荷する主産地 |
愛媛県、熊本県、高知県 | |||||||||||||
旬の時期 |
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選び方 | 1.ヘタの切り口がみずみずしいもの。
2.とげがピンととがっているのは新鮮な証拠です。 3.形がよく、つやがあり、紫色が濃く、重いものは新鮮で中もしっかりと詰まっています。 |
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主な栄養成分 | なすのきれいな紫色はアントシアニン類の色素である「ナスニン」が含まれているからです。
アントシアニン類は赤ワインと同じ「ポリフェノール類」ですから、動脈硬化や発ガンの予防、老化や高血圧の防止等に効果があるといわれています。 |
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保存方法 | なすは低温が苦手です。冷やしすぎに注意しましょう。また、風に当ると水分が蒸発してしなびてきてしまいます。
新聞紙で巻いて、ポリ袋にいれて冷蔵室で保管して下さい。なるべく早めに食べましょう。 |
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備考 | 切ったまま放置すると酵素の影響で変色してしまうので、切ったら水につけて変色を防ぎましょう。
また、さっと油に通すと色が鮮やかになり旨みも増します。炒めるときは強火で短時間に仕上げると色よく仕上がります。 |
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QRコード | 「選び方」を携帯電話に保存できます。上記のQRコードを携帯電話で読み取ってください。 |
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出典 | 独立行政法人農畜産業振興機構 |