野菜・果実情報
ほうれんそう − ビタミンなどの栄養素の宝庫
ほうれんそうの原産地は、コーカサスからイランあたりの西アジアで、イスラム教の広がりに伴い、東西に伝わりました。
東は、シルクロードを経て、中国へ渡ったのが「東洋種」、西は、北アフリカ、ヨーロッパ経由でアメリカへ渡ったのが「西洋種」です。
日本に伝わったのは、「東洋種」が江戸時代初期、「西洋種」が江戸時代末期だと言われています。
大きな切れ込みのある葉の「東洋種」は、昔からよく栽培されていましたが、現在は甘みが強い東洋種と、多収量で抽台しにくい西洋種をかけあわせた一代雑種が主流です。
詳細情報
松山市中央卸売市場 へ入荷する主産地 |
愛媛県、岐阜県、徳島県、北海道 | |||||||||||||
旬の時期 |
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選び方 | 1.葉がみずみずしくて、つやがあり、新鮮なもの。
2.茎は太すぎず、しっかりしているもの。 3.根が濃いピンクのものは、味の良い東洋種の性質を備えています。 |
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主な栄養成分 | ほうれんそうは、野菜の中で鉄分が最も多く、鉄分の吸収を助けるビタミンCも豊富に含まれています。その他にも、カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンCなどビタミン類も多く、さらに葉酸、食物繊維も豊富なので、非常に栄養価の高い野菜といえるでしょう。 | |||||||||||||
保存方法 | ほうれんそうは、大きめのポリ袋に入れて葉が重なり合わないようにし、畑で育っていたように立てて冷蔵庫で保存すると鮮度が保てます。 | |||||||||||||
備考 | 冷凍はビタミンの損失がもっとも少ない貯蔵法です。その場合は硬めに(1分ほど)ゆがいて十分冷却した後、小分けにしてラップに包み密封して冷凍します。凍ったまま炒め物やスープに使えば調理のスピードもアップしてクイック調理が可能です。 | |||||||||||||
QRコード | 「選び方」を携帯電話に保存できます。上記のQRコードを携帯電話で読み取ってください。 |
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出典 | 独立行政法人農畜産業振興機構 |